プレコンセプションケアを考える
WHOによるプレコンセプションケアの定義は「妊娠前の女性とカップルに医学的・行動学的・社会的な保健介入を行うこと」となっています。
また、国立成育医療研究センターはプレコンセプションケアの目的を次のように整理しています。
1.若い世代の健康を増進し、より質の高い生活を実現してもらうこと
2.若い世代の男女が将来、より健康になること
3.1の実現によって、より健全な妊娠・出産のチャンスを増やし、次世代の子どもたちをより健康にすること
このように、直近で妊娠を希望する女性だけでなく、思春期以降のすべての女性が対象です。
また、対象となる女性のパートナーや家族、さらに企業や保険者の担当者など関係者のサポートも不可欠となっています。
上記の目的達成に向けて求められるのは、健康リテラシーの向上と、健康増進に向けた行動です。具体的には、生活習慣の改善や、リスク因子の早期発見・早期治療のための各種健診・検診の受診、疾病予防のための予防接種、適切な医療機関の受診などが挙げられます。
今回のテーマ:プレコンセプションケアについて考える
出演者
・三戸麻子先生(国立成育医療センター 母性内科 プレコンセプションケアセンター)
・北川原志於さん(フリーアナウンサー)
・小森みゆさん(大塚製薬株式会社 ニュートラシューティカルズ事業部)
・南出貴史さん(大塚製薬株式会社 メディカル・アフェアーズ部)
・岡本佳菜さん(大塚製薬株式会社 メディカル・アフェアーズ部)
・森﨑恭平さん(大塚製薬株式会社 ニュートラシューティカルズ事業部)
・吉江美帆さん(大塚製薬株式会社 ニュートラシューティカルズ事業部)
【このような方に特におすすめ】
・経営者やHR部門で働くビジネスパーソン
・健康経営優良法人認定を目指している企業の方
・自社の企業価値向上に関心のある方
・健康経営について疑問や悩みを抱えている方
「プレコンセプションケアを学び、健康経営の視点で考える」内容です。皆様の活動のきっかけになれば幸いです。