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【生活リズムを整える運動―夕方編―】 明日のために今日の疲れは即リリース! 腰痛を改善する下半身エクササイズ

健康経営は、経営者自らが健康であることからはじまります。そして、健やかな心身を維持すると共に、仕事のパフォーマンスを最大限に上げるためには、適度な運動が必要不可欠です。
この運動コンテンツ「ソノバジム」では、日頃から身体を動かすことを習慣化していただくことを目的として、デスクの近くやオフィスの休憩スペースなど、限られたスペース、つまり「その場」でさっと短時間でできるストレッチやエクササイズをご紹介します。仕事の合間に、ぜひ実践してみてください。

デスクや運転席に座りっぱなしなど、同じ姿勢を続けていると、腰に負担がかかっていたり、下半身のむくみが出てきたりしますよね。体の不具合が少しでもあると、仕事に集中することができなくなってしまいます。

これまで生活リズムを整えて仕事パフォーマンスをアップさせる運動の朝編昼編をご紹介してきましたが、今回は夕方編として、下半身の不調にアプローチする簡単なエクササイズをご紹介します。帰宅後や午後の休憩時間に行うことで、下半身の負担をリセットすることができます。

疲れは、積み重ねによって不調となって体に現れてしまいます。その日の疲れはその日のうちに解消して、常にベストコンディションをキープしましょう!




下半身の血流を促す「シングルヒップリスト」

下半身の中で最も大きなお尻の筋肉を動かすと、血液とリンパの流れが良くなり、冷えやむくみを解消できます。また、繰り返し行うことで骨盤周りを安定させるお尻と体幹の筋肉を鍛えられるため、腰痛改善や予防にも効果的です。

期待できること:腰痛改善、代謝アップ、血流促進、リンパの流れ促進、下半身のむくみと冷え性改善、ヒップアップ



①仰向けに寝ます。

②左の膝を立て、かかとの位置が左膝の真下にくるようにセットします。右膝は真っ直ぐに伸ばし、左のももと同じ高さまで上げます。

③ゆっくりと口から息を吐きながらお腹に力を入れ、かかとで地面を押しながら、肩からくるぶしまで一直線になるようにお尻を持ち上げていきます。
この時、お腹周りの力を抜かず、体感を安定させることができれば、腰を過剰に反る動きが抑えられ、腰への負担が軽減します。

④息を吸いながら持ち上げていたお尻を元の位置に戻します。
同じように、左側も行います。

★①〜④の動きを、5回行いましょう。


最初は、片足で体を持ち上げる際に骨盤周りがグラついてしまうなど、難しく感じるかもしれません。しかし、毎日少しずつ続けていくことで体幹が鍛えられ、安定感が出てくるはずです。また、深い呼吸と共に行うことで、全身に酸素と血流が供給され、疲れた体がリフレッシュされる感覚もあると思います。ぜひ、試してみてください!



〈 エクササイズ監修 〉
コードブック株式会社
MLBや日本代表チームで経験を積んだトレーナーや理学療法士と経営/ITコンサルタントが描く、オンライン・オフラインを組み合わせた継続性のあるウェルネスプログラムをデザインし提供する企業。動画プラットフォームやライブストリーミングなどを駆使し、お客様のご要望に合わせた施策を提案。大手企業が多数導入。http://www.cordbook.net/

山本 チャーリー 周平 (コードブック株式会社所属)
米国認定アスレティックトレーナー
米国ネバダ州立大学ラスベガス校アスレティックトレーニング学科卒業後、日本代表男子アイスホッケーチームトレーナー、日本オリンピック委員会強化スタッフ(医・科学スタッフ)、プロゴルファーのトレーナー、またプロモデルのボディメイク講師として活躍中。

一原 克裕 (コードブック株式会社所属)
米国認定アスレティックトレーナー
早稲田大学卒業後、ブリッジウォーター州立大学大学院に留学。MLBシアトルマリナーズやWBC中国代表チームでのアスレティックトレーナー経験を経て帰国。フィットネスセッションに加えマインドフルネスなどを組み入れ、ココロとカラダの両軸のアプローチを行う。